自分のやった仕事が実際に建物として残っていく、そこが一番のやりがいです。

「型枠大工」を目指す君へ

この仕事は自分のやった仕事が実際に建物として残っていく、そこが一番のやりがいだと思います。覚えることは多いけど、素直にコツコツ一生懸命やれば仕事は徐々に覚えていけます。こういう現場仕事は昔から「休みが少ない」「きつい」というイメージがあるかもしれませんが、今は時代も変わってきていて、自分が若い時に比べても環境は格段に良くなっています。休みもきちんと取れるし、残業もほとんどないですよ。僕も休みの日は家族で出かけたり、趣味のゴルフを楽しんでリフレッシュしています。

「型枠大工」を目指したきっかけ

自分の父親と2つ上の兄も型枠大工として働いていたので、自分にとっては小さい頃から身近な職業でした。職人としてバリバリ働く父の姿を間近で見ていて、自分も型枠大工になろうと中学の頃から自然と思い始めていましたね。知り合いからの縁でこの職場に出会った16歳の頃からこの仕事を続けています。

下積みを経て、やっと一人前になれた時の喜び

柱から柱にレッカー使って梁を渡していく「梁かけ」という工程があるのですが、その仕事を初めてやらせてもらった時の事は今でも覚えています。型枠大工の仕事の中でも梁かけは重要な工程のひとつであり、梁かけをする人はその会社のエースでもあるんです。任された時は「やっと一人前として認められた」と嬉しかったですね。

15年目で独立。夢は会社を大きくすること

この仕事を始める前から“いつかは自分で会社を作りたい”と独立を視野に入れていました。右も左もわからないところから宮前建設に入り、仕事のことはもちろんのこと、社会人としてのマナーもきちんと教えてもらい感謝しています。自分が教えてもらったことを、今度は若い世代に返さなきゃと思っています。齋門工業を立ち上げ、従業員は現在2人ですが、どんどん人を増やして大きな会社にしていきたいなと思っていますね。

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