型枠業界の中で常に選ばれる会社でありたいと思い、どこにも負けない「宮前建設」ブランドを確立してきました。「宮前だからこそ仕事を頼みたい」そう思ってもらえるような仕事を目指しています。ブランドというのは、仕事の一つ一つをしっかり遂げる、しっかり打ち合わせができる、提案も出来る、一人一人の人材のことです。そういう人材を育てていく事にプライドを持って取り組んでいます。

以前関わった内灘町の小学校があるのですが、コンクリートがむき出しになっているような設計で、「ザ・型枠」というような建物なんです。コンクリートに模様をつけるのも型枠大工の仕事なので、見栄えが美しくなるようこだわり抜きました。その建物が完成した後、近くでまた別の建物の施工が始まったのですが、そこの担当者がその小学校を見て、「ここを作った大工さんと同じ人に頼みたい」と言って来られて、うちの職人が指名される、なんて事もありました。自分の仕事を認めてもらえる、こんな嬉しい事はないですよね。

ものを作るのが好きな人、諦めない人ですかね。型枠のことを全く知らなくても、「何かものづくりをしてみたい」そういう思いがあればぜひ入社して、ものを作る楽しさを知ってほしいなと思いますね。
「自分の仕事が形になって残る」のが型枠大工の仕事。将来自分に子供が出来た、彼女が出来たっていう時に「俺これ建ててんよ」と胸を張って言えるのも醍醐味ですね。
あともう一つは「諦めない人」。難しいことでも出来ると思って続けてやっていれば、技術的な事はいつか出来るようになる。苦しい事があっても我慢できる。でも、出来ないと思った時点で成長が止まる。
もちろん、私たちもバックアップは欠かしません。現場を回って、少し動きに迷いがある子には、どこが分からないのがを掘り下げ、なんでそうなるのか？それについて次どうすればいいのか？と解決に向けて一緒に考えます。そうやっていくことで、自分の仕事を根本から理解し考えて行動できる職人に成長していくので、３年経った時には他の会社の職人に負けないくらいの理解力、即戦力が備わっていると思います。